主な膝の痛みを起こす傷病
膝の靱帯損傷
スポーツ障害あるいは事故による外傷で発症することが多く、膝関節のゆるみ(動揺膝)などの後遺症を残す症例も多い。十字靱帯損傷、内側側副靱帯損傷、外側側副靱帯損傷など。
変形性膝関節症
主に更年期以降の女性や老人に多く見られ、膝関節の軟骨が萎縮し、関節の隙間(関節間隙)が狭くなり、また大腿骨や脛骨の関節面あるいはその周囲に棘状の変形などが生じる。
半月板損傷
スポーツ障害や事故による外傷で発症することが多く、慢性関節水腫(関節に水が溜まること)や変形性膝関節症などの後遺症を残すことも多い。
ジャンパー膝/オスグッド・シュラッター病
バスケットボール、バレーボール、サッカー、ダンス、チアリーディングなど、ジャンプや屈伸動作の多いスポーツに発症しやすい。また成長期ではオスグット・シュラッター病になる症例も多い。
上記以外の原因不明の痛みについて
指上げ歩きによる「過剰な衝撃」
指上げ歩きとは、靴が脱げないように指先を持ち上げて踏ん張る現象をいいます。この現象はパンプスに限らず、脱げやすい大き目の靴やスリッパ・サンダルなどを履く習慣のある方に多く見られます。
この指上げ歩きによるかかとの突きすぎ(ヒールストライク)が過剰な衝撃を発生させる原因となります。
繰り返される過剰な衝撃を膝関節で受けると半月板軟骨や関節軟骨などが徐々に物理的ストレスによる炎症と変形を引き起こすことになります。
外反母趾や足の不安定要素による「前後左右の歪み」と「必要以上のねじれ」
外反母趾や足の不安定要素により、ねじれを発生することがあります。この様なねじれの作用を受ける部分が膝に集中すると膝関節に存在する組織が徐々にダメージを蓄積していきます。
ねじれの作用により起こりやすい膝の障害は、靱帯損傷やタナ障害、半月板損傷、腸脛靱帯炎、鵞足炎などがあります。これらの障害は、必要以上のねじれが繰り返し作用してねじれのストレス (疲労)が過剰に蓄積している状態のときに、何らかの動作をきっかけに発症します。ですから、「何でこの程度で損傷が起きたのか」あるいは「負傷の瞬間がはっきりしない」などを訴える方も多いのです。針金やアルミ缶などを繰り返しねじるとやがて金属疲労でねじ切れてしまいます。この様な疲労性のダメージが関節やその他の骨格器系でも起こるのです。
前後左右の歪みでも膝の障害が起こります。例えば反張膝のように膝が後ろへ反りすぎている場合は、膝裏の筋肉や関節胞靱帯などに疲労が蓄積し、膝裏の痛みや脂肪腫が発生します。 また、左右の歪みではO脚やX脚を伴う関節軟骨もしくは半月板の障害を発生することもあります。
以上のような膝痛でお困りの方は医師や当社のお勧め施術院へご相談することをお勧めいたします。
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